「.sty」を追加したいんだい!っていう人へ届け
どうも,おはこんばんにちは.
今回は以前の記事ではサラッと流していた,「.sty」ファイルを自分のパソコンに追加する方法を書くぞ.そんなもん知っとるわい!って人は読まなくていいよ.
今回はTeX Live利用者向け.w32TeXはなんかやらなくてもいいらしい(細かいことはよく知らん).
まずは,何かしらの入れたい.styを用意.まずはそれを然るべき場所に保存しなければならないのだが,まぁそれが初心者には難しい.慣れればすぐにできるようになるのでご安心を.
保存する場所は次のファイル先.
texlive→texmf-local→tex
texファイルまでたどり着けたら,保存したい.sty用のファイルを新規作成すると後で便利.今回は例として「huga.sty」というのを追加しようと仮定すると,texファイル内に「huga」を作成して,その中に「huga.sty」を保存.
上の画像はhugaを追加した図.このhugaの中に「huga.sty」を入れてね.
ここまでできればあと少し.ターミナルを開く(Windowsではコマンドプロンプトっていったり,Linuxでは端末っていったりする.黒い画面のやばそうなやつ.CUIっていったりもするんだけどね).まずは,ターミナルで「cd (さっき作ったファイルのアドレス)」と打って階層移動するんだけど,ちょっとここでついてこれなそうな気もするから下で補足.
「(さっき作ったファイルのアドレス)」ってのはどうやればわかるんじゃって人,「cd+スペース」まで打ったら,さっき作ったファイルをターミナルにドラッグ&ドロップしてみよう.
上みたいな感じで.
そうすると,ターミナルになにやら変な文字列が打たれると思う.これがアドレス.
上の画像では,左側で白くなっているところがアドレス.
ここまでできたらエンターキーを押す.そしたらまた入力待機状態になるから,続けて別の文字列を入力するんだけど,ここがパソコンによって違う.
Windowsであれば「mktexlsr」と入力.
それ以外(MacやLinux)であれば「sudo mktexlsr」と入力.もしパスワード入力を求められたらパソコンのパスワードを打つこと(打ってもなにも表示されないけどちゃんと入力できてるから,安心して打ってもらってエンターキー).
そうするとなにやら処理されて,また入力待機状態になれば完了.これでstyファイルが使えるようになったよ!使えなかったら何かしらの別の問題が発生しているから,エラー文コピペでググれば何かしらの対処法がわかるかと.
今後また他のを追加したければ同じような手順を踏めば大丈夫.「mktexlsr」だけ忘れないようにね.
という感じでざっと説明しました.パソコン苦手な人には難しかったかもしれないけど,まぁTeXというプログラム言語をいじるんだからこんぐらい諦めて頑張ってみてね.そうすれば色々面白いパッケージで遊べるようになるよ.
今回はこんな感じで.バーイ.