ほげとTeXとそれから私

TeXとかなんとか

「Bounding Box」の数値に困っているそこのあなた!

全宇宙のみなさん,おはこんばんにちは.今日も元気にハッスル更新(執筆時AM 02:37).

さて今回は皆さん「Bounding Box」どうしてますか,って話です.

私はよくTeXに画像を挿入する際,「\includegraphics」を用いているのですが,この時環境によって「no BoundingBox」とかいう,パソコンがあたかも私をあざ笑うかの如く\hahaha/出してくるエラーに悩まされていました.思い出すだけでも腹が立つ.今回はこれの対処法について述べるぞ.同士よ,喜ぶがいい.

 

まず,そもそも「Bounding Box」ってなんじゃって人のために軽く説明しておきます.あくまでも私は情報系が専門ではないため,マジレスはやめてください.坊,泣いちゃうぞ(千とち...(以下略)).「Bounding Box」とは,画像の実寸値に関わる情報です.記述法としては「bb=a b c d」という感じに4つの数字がスペースを用いて記述されます(bbはBounding Boxの頭文字より使われている).4つの数字の単位は「bp」で,「1 bp = 1/72 インチ」といった感じになっています.TeXはこのbpを用いて画像の大きさを把握し,それを拡大縮小して画像を挿入しています.

まぁこういった感じに「Bounding Box」が大事であるとわかってもらえたとおもうのですが,これを確認するのはちょいと大変なんです.パソコンで画像のプロパティなんかをみたときに,「123×456」みたいにかいてあるのがありますが,これは「bp」ではなく,「px」,日本語ではピクセルという,また別のものなんです.一応これをそのまま使うことも可能なんですが,場合によってはうまくいかないことも.

 

そんなみなさんに朗報です!画像のアドレスを入力するだけで「bb=・・・」を出力してくれるソフトを自作しました,てへぺろ

drive.google.com

ソフトは毎度のように上のリンク内においておきます..zipなんで解凍してください.ちなみにimtobb_win.exeのやつがWindows用で,もう一方のがMacなり多分Linuxでも使えるやつです(Linuxは未検証).使い方としては,このソフトを起動すると,画像ファイルのアドレスを入力するように言われるので,以前の記事に書いた,ドラッグ&ドロップなどを用いて入力してください(もちろん手打ちでも大丈夫よ.C:/User/...みたいなやつのことね).ちなみに,"とか'とかスペースとかはちゃんと無い状態のアドレスじゃないとエラーが出ます.ちゃんと打てると,「bb=・・・」って出力されるので,コピペして「\includegraphics」で使ってやってください.このソフトの一つ難点なところが,Pythonで作ってるんでトロイの木馬みたいな感じでウイルス扱いされてブロックされるんですよ.なんか調べても仕方ないっぽいんで,使う場合は各自でこいつを脅威リストから外してやってください.お手数おかけします.ソフト自体はテストでは大丈夫だったけど万が一誤作動したらごめんなさい(jpgはテスト済).

 

以上,「Bounding Box」の話でした.画像挿入はTeXでは定番だったりするから役に立ったかな?

【注意】一応いろいろやってアップロードはできたのですが,ウイルス認定されちゃいます.使用する場合はどうにか許可してください.悪い人のせいで制限が厳しいなんて嫌になっちゃいますね.